おかめの「猪突猛進」ブログ

好きなものに猪突猛進した結果をご報告するブログ。

Flying Flags VOL.1に行ってきた。

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Flying Flags VOL.1
出演者:D.A.N./mouse on the keys/WONK/yahyel 
2017年4月2日(日) 開場16:30/開演17:00
会場:仙台darwin

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2017年4月2日(日) 『Flying Flags VOL.1』行ってきました。

出演者はD.A.N./mouse on the keys/WONK/yahyel。

今乗りに乗ってるバンドを集める企画実行力…

 

そして誤解を恐れずに発言すれば、東京や大阪ではなくまさかの東北。
(もうそんなことを言うのも時代遅れなのかしら。)

「このエッジの効いた面々のライブを東北でやるのか…大丈夫かいろんな意味で。」

(チケットとか会場の反応とかね)
と正直思っていましたが、全くのわたしの検討違いでありまして、

 

これ企画した人ほんとすごいと思います。

mouse on the keysの川崎さんもおっしゃってたけど、こりゃ「伝説のライブ」でした。。。

 


ライブ前後にネット情報を漁りましたが、
あんまりブログ媒体の感想が見つけられず、書いてみることにします。

少しずつゆるゆると更新していきます~!

更新内容の予定は
①『仙台darwin』会場雑感(※仙台darwinが初な方向け)
②ライブ内容《WONK→yahyel→mouse on the keys→D.A.N.》
③ライブ後物販様子
④『Flying Flags VOL.1』感想まとめ

 

①会場感想
私自身仙台darwinは初。
お洒落な地下ライブハウスといった感じ。

 

整列方法は開場30分くらいについて、ライブハウス前のアーケードに配置されている整理番号のプラカードの後ろに並ぶ感じ。

 

入場の時に「今日はどのバンドさん見に来ましたか?」って久しぶりに聞かれてワクワクしちゃいました…笑
(いつもワンマンしかいかないから…笑)

 

入って右手にドリンクコーナー、左手にコインロッカーとお手洗い。

どれも使えないってほど込み合ってたわけではないけど、
こちらも広いスペースが十分設けられている印象ではなかったので、会場の前のほう取りたい人は注意、って感じでした。
(※どのライブハウスもそんなものか)

 

入って開口一番に「ステージ近ッ!」笑
結構コンパクトな会場です。

本来のキャパどれぐらいだったんだろう…?

300人くらい(※あくまで管理人の感覚です)は来てたんじゃないかと思うのですが、
全員が入りきらないためか、開演前にスタッフさんが詰めるように声掛けしてくださいました。

 

②ライブ内容《WONK→yahyel→mouse on the keys→D.A.N.》
※管理人は素敵なものを見ると語彙を失うタイプでした。※

《WONK》
いきなり管理人大本命のWONK。

今思えば、開場の時の「お目当てのバンドは?」でWONKですWONKですって、結構の人が言っていた感覚がします。

このライブ後にCDも買いましたが、WONKは生です!迷っている方はもう迷わずライブをお勧めします!!!


友人曰く、楽しく仲間内でジャズバトルしている感じ。
本人たちが本当に楽しそうに演奏しているから、こっちもニコニコしちゃうそうです。
確かにライブ楽しいんだろうなぁ…

 

ちなみに最近、WONKのインスタ公式アカウントでWONKのライブをLIVE機能で配信しているのをよく見かけますね。
YouTubeでWONK観て気になっている方は、そちらで雰囲気を見てみるのもいいかもしれません。

 

そしてWONKさん、また東北に来てくださいね…もちろん遠征も行きます。

 

 

《yahyel》
『Once』のPV、観てるとぐわんぐわんしますよね。
初めてみたとき海外のバンドかと思ったんです。今思えばこの感想もyahyelからすれば「してやったり」なのかもしれませんが。

 

VJ!曲にマッチしてるというか、yahyelの世界観を聴いている人の頭の中でより具体化させてくれました。最後の「yahyel」ってバーン!って出たとき、かっこよすぎて鳥肌でちゃいましたよ…。

 

そしてドラムがすっごい響いてくる…これが音源だと打ち込みらしいです。(ライブでは機械的な中に潜む人間性を大事にしている、だったかな。)

一緒に行った友人が「人を殺すような演奏をする」って言ってて、「んな大げさな…」と思っていましたが、確かにコンセプト通りでした。
この日の『Once』は迫力がありました。

 

大井さんのドラムまた聴きたい…
DATSも聴きに行きたいです~!

 

 

mouse on the keys
ライブ終わってまずうしろのお姉さんたちが言っていた「ねぇyoutubeと全然違くない…?」
振り返って「わかる!!!!!」と手を握りたかった。まぁそんな勇気はなかったわけですが。。。

 

もちろんいい意味で裏切られたんです。

みなさま、「書(youtube)を捨てよ、町(LIVE)へ出(掛け)よう」ですね(;;)

演奏技術もその経験も段違いなのだろうということはもちろん感じましたが、何より演奏に乗せてストイックでアツいパワーをひしひしと感じました。
エネルギーが違いました。アメリカツアー帰りなのがわかります。

 

そしてmouse on the keysの演奏中、前のお姉さんが涙ぐんでいて、
mouse on the keysの音楽って、ジャンルとしてはインストに当たると思うのですが)
音楽+歌詞ではなくて、純粋なmouse on the keysの音(と、その音を介して聴く人に伝わるパワー)が彼女を感動させたんだ、
とライブ中の彼らに畏怖さえ覚えたような気がしました。

 

 

《D.A.N.》
アンコールが『Ghana』。それを待ってたよwww だからアンコールしたんだよwwww 流石お見通しですね。

大悟さんがまさか宮城のご出身とは… おかえりなさい!

そして大悟さんのおじいさまおばあさまが最前にいらっしゃって、差し入れにゆで卵(煮卵だったかな?)を差し入れした話はほっこりしました。
この日唯一のほっこりタイム笑

でもライブはすっごいかっこよかったなぁ…

 

 ③ライブ後物販様子

バンドそれぞれのCDやグッズが並べられていました。

Flying FlagsオリジナルTシャツもあったみたいです!

(これ買って、サイン書いてもらえてたら、部屋に飾ってにやにやしたかった…今更思いついちゃいました。結構かっこいいと思うのですがどうでしょう笑)

D.A.N、yahyelの大井さんとTAKUYAさん(すみません、正確なメンバーは曖昧です。)、22時過ぎ?くらいからWONKのメンバーも登場して、サインやファンとの写真撮影にこたえてくれていました。

管理人もWONKの『Sphere』を購入して、その場でサインをいただきました…!

みなさん笑顔で対応してくださって、うれしかった…!ありがとうございます…!

 

 

④『Flying Flags VOL.1』感想まとめ 

その名の通りこのイベントは、東北に新しい音楽の旗を打ち立ててくれました!

参加アーティストのクオリティの高さはもちろん、この2017話題の面々を聞きつけて集まる東北の人たちや、東北まで来ちゃう音楽好きな人たちと素敵な音楽と時間を同じ空間で共有できたことが、とってもしあわせでした。

ZEPP仙台がなくなってから、仙台のミュージックシーンの反骨精神みなぎる感じが、このイベントで一つ、形になった感覚を、自分ひとりで勝手に感じてます。笑

 

そういった意味で、このイベント前にも後にも、「知りたいなぁ」と感じているのが、主催者側の深いコンセプトとか、考えとか思いとか。

わたしが各メディアでFlying Flagsのことを知れたのは、簡単な概要と開催日時とチケット情報くらいでした。

個人的には「こんないままで見たことないような素敵なイベントを、『東北でやっちゃおうぜ!』って(いろんな意味で)なっちゃった人たちって、このイベントに対して音楽に対して東北に対して、何を考えているんだろう…」ということが気になって気になって仕方がありません。

(管理人が情弱なだけならそれまでなんですが、、、笑)

 

 

(例えば安直ですが)イベントコンセプトとか参加アーティストの情報がまとまってるオリジナルのHPとか?、(はたまた突飛ですが)「Flying Flags VOL.1コンピCD」的なアルバムを主催元でiTunesで出すとか、(間を取って)イベントの写真やインタビュー記事をまとめたアーカイブス資料的なZINとか。笑

もっと強くイベントをブランディングしていくためのツールがあったら、イベントに共感する人がもっと増えるのになぁ、

せっかく東北でやるんだから、日本で世界でやってないような素敵でカッコいいこと出していったら面白いのになぁ、と自分勝手に妄想していました。

 

でも実際のところ、どうなんだろう。

ここまでPRしてないんだったら、もしや主催さまは「この企画はツウしか知らないニッチな伝説的イベントに育てていくんだ…」とでも画策しているのかもしれない。

 

………………………うーん、それはそれで、アリ、なのかな?!笑

やっぱりもったいない気はするけど、

主張しないで中指立てる東北性的な?「メインストリーム(大都市圏)だけで見れるものがカルチャーじゃないよ?」って暗に示す的な?

 

どっちにしろ、管理人の妄想の域を超えないわけでありますが。笑

でも小規模であるにせよ、これだけのクオリティの高い企画が、参加者や関係者各位の記憶の中だけのアーカイブではもったいないなぁ、と感じるのです。

 

( 今回の企画に限らず、ライブを過去に残す方法って、ライブをフルで納めるDVD以外にもあるんじゃないかなぁということも考えています。)

 

「少人数だけで共有できることが価値の一部」という考えも認める一方で、

この『Flying Flags VOL.1』という東北ミュージックシーンに大きな旗を打ち立てた瞬間を目撃した人間の一人として、そんなことを思ったのでした。

 

いろんなことをごちゃごちゃと書きましたが、つまりは

「Flying Flags VOL.2も絶対に行きます!!!」という気持ちです!笑

だから来年も主催さま、どうかまた素敵な企画をよろしくお願いいたします~~~~~!!!!!